- ひろみ先生
子供への愛情について
最終更新: 2020年7月14日

大人が子どもに与える愛情について
思う事を書こうと思います。
子供は全てを持って生まれて来ます。
完璧な状態で、不足は無く、全ての種を持っています。
大人がしつけや、教育を必死になって教え込もうとしなくとも、
愛情と言うエネルギーを適切に沢山与えていれば、自然と成長し花を咲かすのです。
1、大人が良かれと思い、子どもに与える勘違いの愛情を3つ上げると
➀、子どもが欲していない大人の勝手な愛情を押しつける。
➁、子供が自発的に考え行動をしようとしているのに、
先に過保護とゆう愛情で、阻止してしまう事。
➂、強い子にしようと思い、泣いても、甘えても、放ったらかしにする、相手にしない。
2、逆に、大人自身が、愛情の理解に偏りがある、
或いは愛情の欠損がある場合の子どもへの対応を
3つ上げると
➀、子どもが自分の言う事を聴かない、言う通りに行動しない場合に、
不機嫌に対応する、言葉で叱り付ける。
➁、大人の価値観が絶対で子供は従うべきと思っていて、違う事を言ったり、
ちがう行動をとった場合に、説教して従わせる、
➂、従わない事もに対して、怒鳴る、体罰を与える。
(大人側が感情として怒りを持ち、自分をコントロール出来ない)
いかがでしょうか、思い当たる事ありますか?
大人がストレス社会に生きていても、子どもを取り巻く状況が大変であっても、
それは子ども達の責任ではありません。
社会で作ったストレスや問題は、大人達が家庭なら家族と話し合う、
組織なら上へ働きかけ、政治なら政治へ参加し、解決するべき事、
ストレスや感情を子供にむけるべきものでは無いのです。
1、で上げた愛情は主に親御さんにありがちな愛情ですが、
2、で上げた愛情は主に保育士に見られます。
保育士さん達もホームページを閲覧頂いているようなので、
子ども達を守りたいので、あえて言わせて頂くと、
まずは、保育士という資格に自覚を持ち、慢心せずに、
何が子供の心を傷つけるのか、何が成長を妨げるのか、
何が虐待に当たるのか、謙虚に考え、解らなければ勉強すると良いですね。
自分の保育は、親御さんが観ている前でも出来る行為や働きかけであるか、
客観的に観てみるのも良いですね。
「子供を人質に取られている様だと感じ、先生には逆らえない」
と思う親御さんも少なくない事実をご存知でしょうか。
親御さん達が、敬語で礼儀正しく話をしてしてれいるのに、
タメ口或いは上から話す保育士は沢山いますが不思議ですね、
謙虚になりましょう。
素敵な保育士さんも沢山います、けど、私が感じるところ半数程の保育士の
対応がプロとして不適切なあまり、
素敵な人間性の保育士達が恥ずかしいと思っているに違いないと思いますし、
最も重大なのは、幼少期には、人格形成の7〜8割が完成してしまいます。
失われた、傷つけられた子ども達の心をどうするんだ!!と言う事なんです。
大人になってから、うつや神経症や対人恐怖症や社会不適応になっても、
時間が経っているので、知らんぷり出来る訳ですね。
この重大さも知らずに、国も保育現場(全てではありません)もただただ忙しく、
自分達の都合を子供達に押し付けて、バタバタと時間を過ごしている。
言い過ぎでは無いと思います。
大人が他者に愛のある対応が出来るようになるには、
自分が自分に愛を感じなければ始まりません、
心の空虚感があるのなら、まずは、そこを癒やす事が今年のスタートです。